一度でも来院頂いた患者さんをどのようにして、
継続して通い続けてもらうのか?
先生を、自院を、信頼して頂き、
(症状を改善できるように頑張ろう)、
という前向きな気持ちを持ち続けて頂き、
患者さん自ら積極的に
予約を入れて頂くようにするにはどうすればよいのか?
そのために特に覚えておいて欲しいことがあります。
それが、
『常に、継続的にコンタクトを取り続けること。』
これです。
既存患者さんへのフォローアップ施策。
究極的にはこの一言に尽きます。
ここで少しあなた自身に置き換えて考えてみましょう。
ちょっとだけ思い出してみてください・・・
あなたは、、、1ヵ月前までに
何かネットショッピングをしましたか?
あるいは、
どの位外食をしましたか?
そのネットショッピングしたお店の名前を覚えていますか?
その外食した店舗の名前や注文した料理を覚えていますか?
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どうでしょうか?
記憶が曖昧ではないでしょうか。
そうです。記憶曖昧です。
もうほとんど覚えていません。
その時はこれが欲しい!これを買いたい!これを食べたい!という
強い欲求があったのにも関わらず、ほとんど忘れてしまうのです。
人間の興味関心は一瞬のもの。
人間は忘れる生き物である。
さて、、、戻ります。
ということは、つまりです。
あなたの治療院について考えてみましょう。
あなたの元に来院頂いた患者さんは
いつまであなたのこと覚えているでしょうか?
これをご自身の行動と照らし合わせてみると、
ほとんどの場合、
「忘れてしまっている」
ということが当てはまるのです。
あなたの元に通うのが嫌だ。
二度と行くもんか。
と思っているわけではなく、
ただ単純に「忘れてしまっている」から来院しなくなる。
そして、既存患者さんがいつの間にか減っている・・・
ということに気付いてしまうのです。
既存患者さんに「忘れられないような仕掛け」を。
そこで僕が推奨するのが、
既存患者さんへのフォローアップセット施策です。
知らぬ間に忘れてしまっている、
興味関心を失っている、
行動意欲がなくなっている、、、
こんな状態がなくなり、
いつでもあなたの元に患者さんが通ってもらえる状態、
あなたのことを思い出してもらえる存在、
「患者さんの日常生活の一部にあなたの治療院が存在している状態」
これをイメージしながら施策に取り組まれてみるとよいでしょう。
では、
その具体的な施策アイデアをご紹介します。
常に連絡を取り続け、
いつでも思い出してもらえるための
レターによるフォローアップ作戦
◎サンキューレター
◎誕生日レター
◎記念日レター
◎シーズンレター
こういったものを組み合わせてオリジナルキャンペーンを組みます。
ですが。。。一つ問題があります。。。
これはどうしても費用が発生します。
当然ですが、ハガキを出すのにもお1人52円、
既存患者全員にお送りするとなると、それだけでコストはかかります。
本当の所はこれを全て実施頂くことが望ましいのですが、
どうしても難しいという先生もいらっしゃるかと思いますので、
「コスト0円」でできることを+αでご紹介します。
そもそもハガキレターを送付する意味は、
自院を忘れられない存在になり、
患者さんに感謝の気持ちを伝える場であり、
そして、行動(来院)頂くきっかけを作り出すものです。
それを同時に行うために一つの手段、
一つのメディアとして「ハガキレター」をセレクトしています。
コストをできる限りかけたくない・・・!
そんな先生もいらしゃるかもしれません。
それでは、こんなアイデアはいかがでしょうか。
コストをかけずに
既存患者さんへのフォローアップ施策を実行する方法
それは、上記でご紹介したハガキレター作戦を
あなたHP上やメールマガジンとして告知する。
ということです。
また、最近では「LINE@」を活用して、
自院のお知らせを告知することもできます。
ただし、こういったオンライン施策を行う場合には、
手元に形として残らないため、
どうしても「見てもらう」チャンスが減ってしまったり、
印象として残らないことも考慮しておかなければなりません。
そこでこんな一工夫をしてみましょう。
動画を撮影して、YoutubeやVimeoにアップし、
これを既存患者さんにアプローチする。
ただ単純にメルマガを配信するとなると
そのまま受け流されてしまいやすいです。
ですから、この内容を動画で
日頃の感謝のお気持ちをお伝えするのはいかがでしょうか。
LINE@を利用するならば、
メルマガのように長いメッセージは好まれませんので、
動画URLを貼り付けてアプローチすることもできます。
動画自体はお金をかけてまで高い機材を使用することもありません。
お手元にあるスマートフォン等で動画撮影して、
YoutubeやVimeoなどにアップする。
これだけで十分です。
ここまで、コストは
かなり抑えられていることがお分かりでしょうか。
アイデア、工夫次第でいかようにも
既存患者さんへのフォローアップ施策は実現可能です。
・今できること
・コストを抑えつつ最大の成果を生み出せること
・自院で継続して取り組めること
この一工夫、アイデアを活用して
あなたも是非、既存患者さんへの
フォローアップ施策に取り組んでみてくださいね。