展示ブースに人を集めるためには、一瞬で判断されるツカミが非常に重要です。
・・・と考えると、ブースデザイン、大規模な施工、コンパニオンの手配、魅力的なノベルティなどなど、、やはり大きな予算をかけないとナカナカ、、、とお考えかもしれません。
ましてや、、、1コマブースでは、現状は厳しい・・・と最初から諦めてしまいがちなのかもしれません。
しかし、展示会は小さなブースであっても、それに関係無く最大限の成果効果を出すことができる可能性を秘めています。できることは沢山あります。大切なのは、その展示会イベントを大いに活用して様々な施策と絡み合わせるということです。
今日の記事は小さなブースであっても極力お金をかけずに、見込み客の足を留めるちょっとした施策アイデアを紹介したいと思います。
この記事でまとめていることは
端的に、来場者の足を留めるには、瞬時に視覚、聴覚に訴えること!!
これは当然といえば当然のことです。
展示会来場者の興味は四方八方に散らばっています。アンテナを四方八方に伸ばしているわけです。何か面白いブースはないか、自分の悩みを解決できそうなブースはないだろうか、自ら探し求めています。しかしながら、その感情はふわっとしたもの。何か決まったものを求めているわけではなく、感覚に反応したものに引き込まれ、ブースに吸い込まれていきます。
たった1コマのブースには見向きもしてくれない。。。そんな風に思う必要はありません。
「見せ方」によってはこれを大きく変えることができます。
それが、「動きのある動画」を大きく全面的に活用するということです。
ビジュアルとサウンドで、通りがかりの来場者に”ほぼ自動的に”訴求をしていきます。・・・とは言っても、たた単純に、商品の説明動画を垂れ流しする。。。では誰も振り向いてもらえないでしょう。
大事なことは見込み客になり得る人の興味を一瞬で引けるメッセージがあるかどうか、ということ。
商品の説明ではなく、自社の見込み客になり得る人が何を考え何を不安に思い何を悩み苦しんでいるのか。その彼らが(おぉぉ???)(なんだこれ???)と思わせるようなメッセージを盛り込んであげると良いでしょう。
「動きのある動画」を大きく訴求
そこで、ブースにモニターを持ち込み「動きのある動画」で訴求することをオススメするのですが、どうやって動画を作ればよいのか?動画制作なんて難しい!制作会社に頼むしかない!とお思いかもしれませんが、これをコストをかけずに簡単に作ることができる方法があります。
それがPowerPointを使用する方法です。PowerPointは、プレゼンをするためのものとして使用されることが多いですが、これを動画に変換してモニターで流すことができます。
しかし、ただ単純にプレゼン用のものを動画にしても面白味がありません。ほとんど動きのないもので、動画なのに静止画を見ているようなものです。
そこでPowerPointで動画を制作する際に活用頂きたいのが、「ダイナミックコンテンツ」と呼ばれる機能です。これはPowerPointの「画面切り替え」タブから選ぶことができます。この「ダイナミックコンテンツ」を使うことで文字や訴求したいメッセージを動きのあるアニメーションにすることができます。
「動きのある動画」に音楽をつけて訴求
さらに、この動画が完成したら、ここに音楽を付けてみると良いでしょう。非常に素晴らしいフリーBGMを無料でダウンロードできるサイトがありますので一つご紹介しますね。
DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/
フリーBGM(音楽素材)4,727曲+フリーSE(効果音素材)466音 を
全て無料でダウンロード※2016年12月 現在
これをPowerPointで制作した動画に合わせます。すると、ちょっとしたミニムービーの完成です。これで動画制作会社さんのヘルプがなくとも自社でミニ訴求動画を短期間で作成することができます。
僕も一つ、作ってみました
この制作時間は90分ほどでした。この内容はもっともっとブラッシュアップできると思います。
ツカミのメッセージ
そのストーリー
訴求する時間
色合い、デザイン、音楽などなど。
音楽を選ぶのに多少時間がかかりましたが、、、(自分の好みの問題ですが。)
こんな形で簡単に自社でもミニ動画制作をすることができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。